【医療保険制度】
医療保険に加入すると健康保険証が交付され、それを病院などで提示し、かかった医療費の１～３割を負担します。
６歳(義務教育就学前)未満は２割、その後70歳未満は３割、74歳までは２割、75歳以上は1割を負担します。
70歳を超えても現役並みに所得のある方は３割負担です。
加入する医療保険制度は、会社員は協会けんぽ又は健保組合、公務員は共済組合、自営業者と70～75歳未満の高齢者は国民健康保険です。75歳以上は後期高齢者医療制度に加入します。
医療保険制度にはこのほかに、高額療養費制度というものがあります。
医療費の自己負担が重くならないよう、その方の収入によって月々の医療費の上限が決められています。
注意しなければならないのは、この制度はひとつの治療の費用に対してではなく、ひと月の医療費の額に対応したものです。
また手続きに時間がかかりますので、入院・手術が決まったら早めの手続きをおすすめします。